墨攻

『墨攻』を土曜日に見た。
 
主人公の革離(かくり)の戦術が見事だなぁと思ったけれど
人の"嫉妬"という感情まで計算しない部分がもどかしい。
ストーリーの起伏は大きくはないけれど
見ていて飽きてしまうような映画ではない。
時間の関係か、何故革離が一人で梁城に現れ、他の墨家の者が来なかったのかが
詳しく描かれていないが、原作を読むと分かるらしい。
 
梁城の城主の情けなさ、能無しっぷりに少し呆れてしまうが
この時代の王とはこういうものだったのだろうか。
 
人の愚かさについて少し考える作品…かな。