普段、何気なく使っている表現

会社の人が後ろでしている会話が聞こえてきて
何気なく使っている表現が原因で仕事で一度、失敗したことがあることを
思い出した。
 
「○○さーん、やっぱり(サーバ)死んでるわー」
IT業界というカテゴリーに含まれる会社で働いていると
サーバやアプリケーションが落ちた時に、こんな表現をする人も多い。*1
最初は違和感があったんだけど、何年も仕事をしていれば
慣れてきて不思議に思わなくなる。
「(アプリケーション)死んでないじゃん」
「バグってんなぁ。(プロセス)殺しといてー」
気がつくと自分もそういう表現をしていたりするわけなんだが
それですごく困ったことがある。
医療システムに関わっていた頃だ。
私は顧客との打ち合わせや導入、障害調査などをしていたので
当然病院にも出入りしていた。
そこで一緒に仕事をしている人と話していて冷汗を書いた。
私「このままじゃマズイですね」
Aさん「(サーバが)死んじゃうかもしれませんね」
その瞬間、Aさんの発言を聞いた病院スタッフさんが苦い顔をした。
何故、そんな顔をされたのか直ぐに分からずAさんはきょとんとしたが
会話を頭の中で辿って私は口元を押さえた。
…しまった。
病院で「死ぬ」だの「殺す」だの、使っていい表現じゃなかった(/_≦)
 
自分の常識は世間で非常識な時もある。
表現は選びましょう…(>_<)
 
※病院の方にはちゃんと謝りました。
 患者さんが周りにいなかったのが不幸中の幸い。

*1:私の周りだけじゃないよね?